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おかしなあなたが好きなの、そのままでいて。なんて言われたらイチコロだよMy Funny Valentine

人は誰もがコンプレックスを抱えています。外見的なこと、心理的なこと、嗜好的なこと、それらの合わせ技、よりどりみどりのコンプレックス天国です。
コンプレックスの問題点は、基本的にそれが解決不能だということです。裕福であれば、外見のコンプレックスは整形手術で解決できそうに思えるかもしれません。が、実際には仕上がりに満足できずに整形手術を繰り返し、はたから見ているとどんどん妖怪じみた外見になっていくのです。そんな実例、みなさんも見たことありますよね?(笑)
コンプレックスを乗り越えるのに本当の意味で役立つのは、他者からの承認であると私は思っています。
瑕疵があってもそのままでいいんだよ、と言動で示してもらえる。自分で思っているほどあなたの短所は深刻な問題じゃないよ、と伝えてもらえる。長所と短所を理解された上で、すべて受け容れてもらえる。
それが、コンプレックスに苦しむ心の平穏につながると私は思うのです。

そこで、『My Funny Valentine』です。
ジャズのスタンダードナンバーの中でもトップクラスの、熱烈な愛の歌だと私は思っています。
女性が恋人の外見をこき下ろしながら、それでも大好きだから変わらないで! という内容。歌詞を読み込めば読み込むほど、この二人の関係性がなんとも微笑ましく、そこまで想われるヴァレンタインさんにちょっとうらやましくさえなってしまいます。

小説『ハッカー探偵と魔剣テュルフング』では、ヒロインが主人公の長所と短所を並べたてて、すべてわかった上で許容していることを告げます。
主人公、イチコロですw
そんな主人公とヒロインの関係に変化が起きた直後に、ジャズ喫茶で流れているのが、まさにこの曲。作中ではカーメン・マクレエの歌でした。

なんとも艶っぽい歌声で、いいですよね。
これはこれでいいのですが、もう一歩進めてみたいと思います。
「こんな素敵な人に長所短所ぜんぶひっくるめて受容されたい!」というバカな男の願望を満足させる、とっておきの美女ジャズです。
ホランド・マリア・グロスマンという方が歌う、ビジュアル重視の『My Funny Valentine』がコチラ。

歌声は素直で透明感のある感じ。自分の名前がヴァレンタインだと思って聴くと、ドキドキしてきませんか?
……本当は自分だけのためにこういう事を言ってくれる人が現れると最高なんですけどね。いないものはしょうがありませんな(^^;)

さあ。歌に勇気づけられたので、今日も孤独を乗り越えてがんばるぞーw


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