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闇に消ゆ -15世紀末のヨーロッパを舞台にした吸血鬼譚

ノスフェラン、もしくは、ノスフェラトゥ……。
ブラム・ストーカーの小説『吸血鬼ドラキュラ』によって世界中の人々の記憶に刻み込まれたこの言葉は、「不死者」すなわち吸血鬼を意味する。しかし、ブラム・ストーカーの物語よりも前から、この闇に生きる怪物・吸血鬼の物語は、ヨーロッパのみならず、各地で語り継がれてきた。
この吸血鬼伝説の広範なひろがりを研究したある歴史学者は、「吸血鬼は実在した」と公言するに至った。現代に生きるわれわれには伝説、絵空事、空想的と受け取られがちな吸血鬼の物語は、しかし、事実なのである。
今から約500年前、一人の男が吸血鬼に対する復讐のために立ち上がった。男の名は、フィレンツェの修道士アントニオ・バリアーニ。
長い復讐の旅の果てに彼が行き着いた先は、闇に覆われた暗黒の地だった。光明を求めて戦い続ける彼に、平安は訪れるのか?

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