小説「チトカラ ジャズ喫 ハッカー探偵」および「ハッカー探偵と魔剣テュルフング」には、神社が登場します。
この神社は、世田谷区の千歳烏山に実際に存在する「烏山神社」をモデルにしています。駅から徒歩5〜10分程度の場所にあるこの神社、駅周辺の喧騒からさほど離れていないのですが、実に静かで趣きのある神社です。江戸時代か、それ以前からある村社が元になっているそうです。
「チトカラ ジャズ喫 ハッカー探偵」では、この神社の境内で家出した女子高生の渡辺ほのかが、ハッカー探偵こと相川博美と出会います。「ハッカー探偵と魔剣テュルフング」では、事務所を持たないハッカー探偵が打ち合わせ場所としてこの神社の境内を使います。しかし、その打ち合わせの後に、神社の境内では大変なことが……おっと、続きは本編でお楽しみください(^^)
チトカラという街の魅力は、いかにも都会ふうな駅周辺のにぎわいが、ちょっとはずれると閑静な住宅街や寺社街に変わるところです。一粒で二度おいしい街。散歩のしがいのある、楽しい場所です。
都会の真ん中で静寂を味わえる烏山神社。都心からも近いので、興味のある方はぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。
もっとも、ハッカー探偵は境内にはおりませんので、悪しからずw