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作者アーカイブ: masamitakizawa

恐怖の『ランサムウェア』 感染を避ける4つの習慣とは

サクセス!インテリアさんに寄稿しました。

「恐怖の『ランサムウェア』 感染を避ける4つの習慣とは」
今回は実際の感染から復旧、そして予防策までを、幅広くご説明しています。

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Facebookアプリ、クリックの前にちゃんと読んでますか?

サクセス!インテリアさんにセキュリティの記事を寄稿しました。
ぜひお読みください。

プライバシーが危ない! 日常にひそむセキュリティの盲点 【第3回】
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今の、あなたのその投稿、大丈夫ですか?

サクセス!インテリアさんにセキュリティの記事を寄稿しました。
ぜひお読みください。

プライバシーが危ない! 日常にひそむセキュリティの盲点 【第2回】
今の、あなたのその投稿、大丈夫ですか?

操翼士オリオ設定解説:格差社会と新封建制度

小説の舞台として、未来を選ぶことがあります。その際、未来の社会を夢想する場合にはさまざまなアプローチがあるわけですが、今回は格差社会が今以上に進んでいくとどうなるか? というアプローチで考えてみました。

格差がさらに広がると、富の集中がより極端になり、貧困層が増大します。貧困から抜け出すのは容易でなく、格差の固定化が進むでしょう。当然ながら、貧困層の出生率は低下して、人口はどんどん減少していきます。すると、労働力が減りすぎて、富裕層を支えきれなくなるはずです。

労働力の減少に対抗するために富裕層が編み出したシステムが、新封建制度です。

富裕層は広大な土地を所有し、それを貧困層に高額で貸します。地主の企業で仕事をすると賃貸料が割り引かれる制度があるため、貧困層は地主企業で働くことになります。結果として、貧困層は賃貸料の支払のために地主企業で死ぬまで労働奉仕する、というシステムができあがるのです。
こうして、地主が持つ広大な土地が領地、地主企業の社長が領主、貧困層が領民、とそれぞれ呼ばれる、新封建制度社会が誕生しました。

この新封建制度のシステムがさらに進化すると、どうなるでしょうか。

生活必需品、医療、娯楽、その他すべての商品やサービスの提供を、地主企業が担っていくことになります。領民は稼いだお金をすべて地主企業に吸い上げられて、手元には一銭も残りません。金銭の授受が挟まるものの、実質的には領民が一方的に労働力を領主に提供する、という形になるのです。

こうなると、領主の中には「領民は奴隷と同じで生殺与奪の権利は自分にある」という勘違いをする者が出てくることでしょう。
そんな暴君の下から逃亡する者たちと、それを連れ戻そうとする領主の手下。こんな構図が生まれます。

カクヨムで公開中の小説『操翼士オリオ』の第1章「情けは人のためならず」は、暴君のもとから脱走した借地人たちが、公明正大な領主が統治する土地を目指して逃避行をくりひろげます。彼らの行く手に立ちふさがる困難とその結末は……。

無料で読める近未来長編SF小説『操翼士オリオ』、ぜひお読みください。

作家目線の作品評『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

物語を作る人間は、独自の視点で作品を鑑賞するものです。多くの場合、「すげーいいわぁ、今度自分の作品でこのエッセンスを使ってみようかな」とか「ダメだろ、これじゃあ受け取り手の共感を得られない」とか、そんなことを考えながら自分の作品の肥やしにするために虎視眈々としているわけです。
そんなわけで、作家の特殊な視点で、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を評してみたいと思います。
一部ネタバレを含みますので、閲覧時にはご注意ください。

◎ありえないシチュエーション

物語を盛り上げるためとはいえ、あまりにも設定を適当に作りすぎています。
とくに終盤はこの傾向が顕著になり、バカみたいなサイズの記録媒体が積み上がった塔から手動で媒体を探して抜くとか、重要装置が屋外に露出しているとか、なぜか高い塔からせり出した細いプラットホームの先端に操作レバーがあるとか、はじめからそうすればいいのにというキメ技を最後までとっておくとか、挙句の果ては宇宙空間でマントがはためく(笑)とか。
とにかく、ありえないおバカなシーンが満載です。
脚本家、しっかり仕事をしろ、と言いたくなります(^^;)

◎登場人物はチョロいやつばっかり

人物造形も、かなり雑です。
主人公もその仲間も敵側のキャラクターも、頭の悪い連中ばかり。底の浅いガキみたいな連中が、ガキのような争いを繰り広げます。終盤、反乱軍のメンバーに主人公が訴えかけるシーンでは、登場人物たちの残念な反応に苦笑いが浮かんでしまいました。
そりゃあ、帝国軍がアホな設備を作って待ってくれているのに、反乱軍がチョロい連中ばかりだから勝てないんだよね……と思わせる仕上がりになっています。
印象に残るのは寺院の坊さんとその相棒の二人組くらいですが、それも他と比べればまし、なレベルでしかありません。
なんなの? 脚本家はアホなの?

◎不気味の谷

CGは全般的に頑張っているものの、おそらく惑星の破壊シーンでリソースを使い果たしたのではないかと思わせます。
デス・スターのターキン総督(ピーター・カッシング)を往時の姿で登場させたものの、CGくささが気持ち悪く見える「不気味の谷現象」が発生してしまっています。これは、レイア姫(キャリー・フィッシャー)のシーンでも発生しています。なんか、顔がぐねぐねして気持ち悪いのです。

◎トータルの評価

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を楽しむには、コツが必要です。
余計なことを一切考えずに、「デス・スターこえー」「みんながんばれー」と童心にかえって観なければならないように思います。

・滝澤の独断と偏見による採点(各項目3点満点)

キャラクター:0点
ストーリー:1点
テーマ性:1点
映像:2点

合計:4点(12点満点)

操翼士オリオ

温暖化と戦争で荒廃した未来の日本を舞台にした飛行アクション小説。
幻冬舎より文庫で発売中です。

かつて『空の悪鬼』と呼ばれて恐れられた、伝説の戦闘機乗り。その男は邪悪な陰謀に巻き込まれ、愛するものをすべて失った。絶望の底から再起しようとあがく男の前に、新たな危機が迫る。
今度こそ守り抜く。命にかえても——。
その決意の先に彼が見出すものは、さらなる絶望か、それとも希望か。未来を賭けて、伝説の男が大空を舞う!

また、文庫版とは異なる展開を見せるアナザー・ストーリー『操翼士オリオ 〜 Another Mission 〜』も連載中です。
あわせてお楽しみください。

◎『操翼士オリオ』おもな登場人物

オリオ・ミズハラ
空の悪鬼、陰鬱なる黒騎士など、様々な異名を持つ伝説の操翼士

カズマ・ヤマウチ
国内有数の大地主で、オリオの雇い主

リツカ・ヤマウチ
空に憧れて操翼士になりたいと願うカズマの娘

ケニチ・サトー
どんな危機にあっても陽気で明るいカズマの護衛隊長

クリストファー・コー
不屈の紅虎という異名を持つ当代最高の操翼士

イチ
オリオとの因縁浅からぬ、無法者集団の女頭領

レイチェル・ブルーム
猛毒の青薔薇という異名を持つ、凄腕の女操翼士

レン・アサオ
ヤマウチ家と領土争いを繰り返す大地主、アサオ家の当主

エミリ
人工知能を搭載した、ヤマウチ家の女性型家宰ロボット

エイト・ドッグス

南総里見八犬伝の戦いが現代に甦る……フットサルで。
小説投稿サイト「カクヨム」で公開中です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882191946

サッカーにうち込む高校生・入江仁の目の前に、【仁】の字が書かれた宝珠が現れる。
それは、長きにわたって暗闘を繰り広げてきた里見対北条の戦いに、仁が強制徴用された瞬間だった。
メタボオヤジ、ギャル、ホームレス、アイドル、ヲタク……バラエティ豊かな里見八賢士の仲間とともに、仁は決戦にのぞむ。
600年にわたる里見八賢士と北条六勇士の戦いが、今宵フットサルで決着する!

電車とホームの間

異空間に落ちた男女が、出口を求めてさまようショート・ストーリー。
小説投稿サイト「カクヨム」で公開中です。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882192233

電車に乗り込もうとしたときに押されて、男は電車とホームの間に落ちる。
しかし、落ちた場所は暗く長く続く不思議な回廊だった。
同じように落ちてきた女とともに、男は電車とホームの間に生じた異空間を歩き続ける。

かしわざき幽霊譚

両親の死を契機に幽霊が見えるようになった少年の哀しく切ないミステリー。
小説投稿サイト「カクヨム」で公開中です。

両親を事故で失い、母の妹の家に転がり込むことになった少年。
事故を契機に幽霊が見えるようになってしまった少年が、幽霊の心残りを解決しようと心をくだく。少年が救おうとしているのは、幽霊なのか。それとも、自分自身なのか。
見知らぬ町、見知らぬ人たちの中で、少年は生きる意味を模索する。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882177562

”情報の宝庫”スマホの隠れた危険

サクセス!インテリアさんに記事を書きました。

http://success-interior.jp/it_consulting01/